みなさんはカルボナーラはどうやって作りますか?
本場では生クリーム、牛乳、卵などは使用せずにチーズオンリーでつくるのだとか。
僕たちが慣れ親しんでいるカルボナーラは
日本人の口に合うように
生クリームや卵などが使われているもの
が多いと思います。
本場のカルボナーラは濃厚で美味しいですが、
今回はやっぱり
クリーミーなカルボナーラもいいよね♪
ということで作ってみました。
ソースもほぼ混ぜるだけなので
フライパンで作って・・・
凝固が上手くいかずにソースが【ボテボテ】に・・・
なんてこともありません。
以前こんなレシピを公開しましたが▼
卵黄・・・もってり、濃厚
全卵・・・ねっとり(割とサラッと)、クリーミー
という感じです。
カルボナーラはソースがあまりかたくないほうがいい!
って方は全卵で作るのがオススメ。
お好みで変えてみてくださいね!
今回はさ、ら、に、
隠し味として醤油を使用。
やっぱり日本人には醤油だよねッッ!!!
味のまとまり感と美味しさが格段にUPします。
作り方は以下参照☆
材料
- パスタ・・・1人分
- パルメザンチーズ(粉チーズ)・・・大さじ2
- フィラデルフィア(贅沢3層仕立てのクリームチーズ)・・・1枚
- ベーコン・・・50g程度
- 生クリーム・・・50cc
- ブラックペッパー・・・適量
- 塩・・・適量
- 醤油・・・少々
- パスタの茹で汁・・・お玉1/2
- オリーブオイル・・・適量
- ※にんにく・・・1片
にんにくを使ったほうがおいしいので使いますが、
苦手な方や匂いが気になる方は抜いてください。
クリーム系のパスタの場合そこまで気にならないと思いますが・・・
↑フィラデルフィア3層仕立てのクリームチーズ
クリームチーズがない場合は、パルメザンを増量してみてください。
作り方
1.包丁を使って
にんにくをみじん切り又はスライスします。
ベーコンを食べやすい大きさにカット。
2.ボウルを用意します。
ボウルへ卵、パルメザンチーズ、生クリーム、細かくちぎったクリームチーズをいれ、かき混ぜます。
3.フライパンを用意して
オリーブオイル、ベーコンをいれ炒めます。
コールドスタートで。
お好みの焼き加減で調節してくださいね。
ベーコンがある程度炒まったら、にんにくをいれて香りをだします。
一旦火を止めておきます。
5.パスタを茹でます。
フライパンで軽く火を通しますので、お好みですが表記よりも1分短めに茹でてください。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、およそ2%(適当)の塩を投入します。
パスタをいれたら、お玉1/2の茹で汁を先ほどのフライパンへ。
油と分離すると思いますので、箸などで
くるくる、くるくる
と混ぜて、乳化させてください。
※乳化すると白濁してこんな感じに
※まだ火はつけない。
ポイント
ドレッシングの容量で乳化させます。
火にかけながらやってもいいのですが、
あまり高温すぎると入荷しませんし、ベーコン、にんにくが入ってますので、火を通し過ぎてしまわないようにです。
パスタが茹で上がる直前になったら、フライパンを火にかけておきます。
6.ソースを絡めて
パスタが茹で上がったら、
まずフライパンのソースと絡めます。
絡まったら、ボウルを投入し、トングか箸で
ぐるぐる、ぐるぐる
とかき混ぜてなじませます。
※クリームチーズが溶けづらいと思いますが、根気よくファイト
ブラックペッパー、醤油少々(小さじ1/2程度)と塩で味を調節します。
ベーコンとパスタの茹で汁で塩気は大丈夫だと思いますが、足りなければ塩を追加してください。
ポイント
※醤油を最後に入れることで、風味が飛びませんし味をまとめてくれます。
器に盛り付けて、お好みで再びブラックペッパーを振りかけたら完成です▼
レシピの生い立ち
みそラーメンにも醤油、とんこつラーメンにも極少量の醤油、なんでもかんでも醤油。
日本人の口にあうのはやっぱり醤油。
驚くほどのお店の料理には醤油が使われています。
僕の友達に、
海外からきて、日本でお店を出した料理人がいるのですが
まったく醤油など使わない料理にも、極少量でも醤油をいれると日本人に受け入れられず潰れそうだったお店が、
すごく料理の評判があがって、またたくまに人気店に。
なんて話を聞きました。
それ以来彼は、海外から来た料理人へ醤油を少量でも使うようにアドバイスしているそうです。
そんな理由からカルボナーラの隠し味に使ってみたところ・・・
やはり美味しい。
日本人なんだなって
改めて実感したのでした。